車椅子ロンドン旅行記〜一日目〜
こんにちは!!
車椅子の同志曽塚レナです。
昨日からイギリスに来ています!
車椅子で海外旅行って行けるの?
トラブルは?
ホテルはバリアフリー??
……気になりますよね。
わたしも気になって、出発前ググったりしてました。
(そうしたら車椅子単独で世界一周されたミヨさんのブログにたどり着いて、わくわくがとまらない経験をしました。皆様もぜひご覧になってみてください!)
今回は車椅子単独ではありませんが、わたしがロンドンを旅行した足跡をここに残していこうかなと思います。
よかったら見ていってくださいね!
荷物は最小限を登山用バッグに入れて背負います。
念のために転倒防止バーをつけたらしっかり安定してくれました。
ただ、黒の登山用バッグは人と間違いやすいので目印になる目立つ飾りをつけることをおすすめ。
空港で探すのめんどくさかった。うん。
ででん。
羽田空港でブリティッシュエアウェイズのチェックインに並ぶ曽塚。
ブリティッシュエアウェイズはアプリでチェックインができるので、パスポートとスマホを見せて荷物を預けるだけ。
車椅子は最初のご案内になるので、職員に声をかけてね!とのこと。
とてもスムーズに案内していただいちゃいました。
…が。
荷物検査のところで、車椅子の背バッグに入れっぱなしだった大量の使い捨て尿道カテーテル達を怪しまれる曽塚。
コカインでも隠してると思われたかな……
車椅子に積んでいる荷物も全部外して通らなきゃね。反省。
12時間くらい(ざっくり)飛行機に乗ります。
ロンドンに直行で行く場合、ロシアの上の方と北欧上空を通ります。
目指すはヒースロー空港!
食事は2回でました。
スマホ充電できない機体でつらかった……
空港に着いたらトラブルが。
迎えに来てるはずの運転手がいない。
結果配車を1時間くらい待ちました。
まぁ旅行あるあるだよね!
とか思ってにっこにこのわたしとは対照的に、イライラ頂点の半分イギリス人の妹。
妹「車椅子いるって伝えたはずだけど!しかも私達1時間も待ったんだけど!」
クレームを言うも、言い訳ばかりで頑として謝らない移民運転手さん。
まぁ、あるあるあるある。
車窓から見えるロンドンの街。
ホテルに着いたら部屋の掃除が終わってなかった。
ぐっだぐだや。
キングス・クロス駅の近く、イズリントンのヒルトンホテルでございまする。
トイレはこんな感じ。
下ろせるタイプの手摺りがついています。
お風呂もシャワーチェアに手摺り仕様です。
バスタブはなく、日本人にとってはちょろちょろしか出ないシャワーなので注意。
これ、体幹ない人大丈夫なのかな?
曽塚はがっつり体幹あるのでいけましたが、ちょっと不安になります。
扉のドアノブ自体も重めなので、上肢に障害がある方はひとりではキツいかも……。
あとね。
ベッドが高い。
しかも移乗しようとしたらベッド自体がぬるっと動いた。
わたしはぎりぎり立てるからいいけど、立てない方はベッドに抱きついてずるずる上がるしかなさそう。
ひえぇ、バリアフリーへの道は遠いです……!!
シャンプーやボディソープはかさばるから、現地で買えばいいや〜とか思ってたんですが、
着いたのは日曜日の夕方。
薬局もスーパーもガン閉まり。
そう考えると日本って便利ですよね。
年中無休の薬局やスーパーがたくさんあって、日曜だからって早く閉まるお店もなくて。
ロンドンには見事にそっぽ向かれました。
スーパーでお酒や食材を買ってホテルの部屋でパーティーしようと思ってたのを急遽変更。
こちら、"Wagamama(ワガママ)"という名前の日本食屋さんで日本食をテイスティングすることに。
頼んだのは"Wagamama Ramen(ワガママラーメン)"。
塩ベースのラーメンに、丁寧に焼いたチャーシューや魚介がトッピングされたラーメンです。
おいしかった〜。
麺が謎だったけど。
なにより、
人々が優しい。
車椅子でもじろじろ見ない。
さっと助けてくれる。
あと、そもそも車椅子の人が多い。
電動でうろうろしてるおじいちゃんや、手動に乗って洋服屋で物色する奥様。
レストランでもシームレスに案内してもらえて、心のバリアフリーを感じました♡
ロンドン大好きやー!!!!
明日以降バスと地下鉄にチャレンジしてみようと思います!
Oyster(日本で言うSuica)にもチャージしたし!
あ、介助者いるとバスは半額になるようです。
おやすみなさいっ!!
明日もできたら更新しますね。