ダイエットや歌のお話〜自己否定とモチベーション〜
こんにちは!曽塚レナです。
最近人生で最大の体重になってしまい、非常に困っているんですが、
それをきっかけにダイエットのことについて考え始めました。
今回はわたしの自己肯定感とダイエットの関係について語るブログにしようと思います。
よかったらお付き合いくださいね!
前にも書きましたが、わたしは自己肯定感の低い子供でした。
それでも人一倍承認欲求だけは強くて、
ピアノを弾く母の隣で、褒められたい一心で声を張り上げて歌っていたものです。
それでも母はわたしの歌だけは褒めることはなかったです。
そしてわたしの中に大きなしこりができました。
「お母さんに認められたい」
「いや、認めさせてやる」
「いつか歌がうまいねって褒めさせてやるんだから!」
これが、わたしの全てのモチベーションになりました。
暗い!重い!笑
でもおかげで今のわたしがいます。
わたしは歌うのが好きだというよりは、
大げさに言うと自己肯定感を得たくて、叫ぶように歌っていたものです。
最近はそんなこと、ないんですけどね。
心から歌うのを楽しめるようになったのは最近のことです。
(↑ウォーキング前のわたし@25歳)
さて、ダイエットに話を戻しましょう。
歪んではいますが、そんな負のパワーはわたしに力をくれました。
20代の頃は、常に
「今の自分はだめだ」
と思っていました。
その自己否定感は、わたしにダイエットのモチベーションをくれました。
昔から太りやすく、甘い物も大好きだったわたし。
友達や彼氏と出かけると、ついついたくさん食べてしまう!
だから、家に帰ると無塩のトマトジュースが友達でした。
小麦粉と米は基本禁止。
ファストフードなんて素通り。
セロリをかじり、無糖のヨーグルトをそのまま食べ、
会社に行く時は無糖炭酸水を持ち歩いていました。
なんてヘルシー志向!と思うでしょう?
でも違うんです。
食べ過ぎるとトイレで一人で吐いていました。
一日に何度も体重計に乗り、
0.1kgの増減に一喜一憂していました。
ダイエットに取り憑かれていたんですね。
が。
27歳、脊髄を損傷したわたしは、
車椅子生活になります。
それから色んなことがありました。
車椅子の友達がたくさんできました。
昔は人の視線が怖くて仕方なかったのに、
今は「わたしが車椅子だからだわ☆」と思えます。
そして、
背中を手術し、細菌感染を起こして死にかけて、
それで初めて、「人間って死ぬときはあっけない」と思いました。
死を美化する考え方は世の中に溢れています。
死後の世界を説く本もたくさんあります。
だけど、わたしは全身麻酔で意識を失う瞬間に、
「こうして、このまま二度と目が覚めないのが死なんだな」
と感じました。
それは生きた人間たちが恐怖の眼鏡をかけて大げさに説く死の姿より、
ずっと、ずっと、
あっけなくて、石ころが転がるほどの軽さをもってわたしに迫ってきたものです。
わたしは今生きています。
大怪我の経験は、
わたしに確かな自信と力を与えてくれました。
こんな経験を乗り越えたんだから、何でもできる。
そんな自己肯定感を得ることができました。
そんな自分を少し好きになれました。
そして、代わりに、
わたしは歩ける足を失いました。
もう一つ失ったものがあります。
それは、
ダイエットへのモチベーション。笑
自分がきらいだったから、必死で励んでいたダイエット。
自分がそこそこ好きになったら、続かなくなってしまいました。
こうなって初めて途方に暮れています。
自己肯定感とダイエットのモチベーションは共存できないのか、なんて頭を抱えています。笑
そんなこんなで。
170cm 65kgになってしまった曽塚です。
自己否定をせずダイエットを成功させる方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡くださいませ。
というか
だれか助けてください。笑
いやー、だってさーー
スリムでスラッとした人が颯爽と車椅子に乗っていたら。
かっこよくないですか??
そんな自分になりたい。
でも、あの頃の「自分はだめだ」という負の力には到底及ばないんです。
もしかしたらネガティブなパワーって、
ポジティブなパワーの倍くらい、重さも強さも兼ね備えているんじゃないかな。
なーんてことを考える5月の夕方です。
いつもまとまりのないブログで申し訳ありません。
本日もお付き合いくださってありがとうございました♡
どなたか一緒にダイエット頑張りましょう…!