ミッション・ポッシブル〜HCR有名大企業をレビューせよ〜
こんにちは!車椅子の同志曽塚レナです!
この度は国際福祉機器展(HCR)のレビューを投稿いたします。
来ることができなかったある方に「代わりに見てきて!」と言っていただけたので♡
ですが注意。
車椅子のレビューはほぼありません。
本当に申し訳ありません。
3日中2日も行ったのに、忙し過ぎてほとんど回りきれず、依頼を受けた外側ブースの大企業中心のレビューとなっております。
それでもよろしければ、ぜひ見てみてくださいね!
それではスタート。
HONDAの今年の売りは新しくなったN Box。
車椅子ごと乗り込むタイプの福祉車両では、電動ウィンチと呼ばれるベルトで引き上げられた先にオリジナルの手摺りが設置してあったりと、一歩利用者に寄り添った作りです。
最近話題の自動運転技術も相まって、ドライバーの苦労はますます減っているようです。
広いブースの真ん中で、アナウンサー達のデモンストレーションが行われていたのが印象的なNISSAN。
こちらも自動運転技術が推しでした。
福祉車両のトレンドは大きく動いているというよりは、インテリアの手摺りや荷物を積んでも見えるミラーなど、利用者の細かいニーズに応えていこうとする姿勢が強く見られます。
こちらはTOYOTA。
ただ、車椅子は乗れればいいというものでもないので、付属の車椅子以外の選択肢がなくなってしまうのは車椅子ユーザーにはつらいところ。
そういったところのニーズとの乖離が見られました。
やはり介護用ですね。
さて、福祉車両ばかり見ていてもアレなので、ひときわ目を引いたTOTOのデモンストレーションについて。
観客参加型のデモンストレーションを行っていたTOTOさんですが、上部の画面に字幕が出る仕組み。
他の企業と違って、耳の不自由な方にも楽しんでもらえそうな気遣いが優しかったです。
こちらの部屋置きトイレは細いパイプでもうまく排泄物を流すことができるため、当事者と介護者両方の負担を減らすことができます。
また車椅子でも難なく入れるよう設計されたドアなど、かゆいところに手が届くような商品が多くありました。
車椅子でも立たずに調理できるカウンターなどが印象的でした。
4歳の頃から来ていると話していたフォロワーさんの話では、
昔は車椅子だらけで楽しかったが、最近は高齢者介護用品に勢いがあって飲まれつつあるとのこと。
少子高齢化の影響も強いのでしょうね。
そんな中、当事者も訪れるであろう会場ではスロープはあるものの階段を多用したブースの作りになっていたりして、少し寂しい気持ちになりました。
龍角散のブースは去年と変わらず大人気で、行列ができていましたね。
やはり面白い趣向を凝らしたブースは人が集まりますね。
Panasonicでは住宅エレベーター、高齢者住宅施設向けのお風呂、補聴器などの展示がありました。
やはりトレンドは介護ですね。
なんだかいざ記事を書いてみると写真が少ない……!!
福祉機器展、3日目だけではほとんど回りきれませんでした……。(初日はご挨拶などでほぼ潰れた)
また来年も行こうと思います!